みなさま、こんにちは。

気温も暖かくなり、春の陽気を感じられるこの頃ですね🌸

暖かくなったのは嬉しいですが、花粉症がひどく苦しめられています。。。笑

花粉に負けず、体調管理して季節の変わり目を乗り切っていきたいと思います。

 

さて、今回は久しぶりにディスカッションの様子についてお伝えします。

今回のテーマは「もし砂漠に取り残されたら何が一番必要か?」

グループで結論を一つだけ決めて理由も付けて発表していただきます。

 

ディスカッションには話し合いを進めていく上でのルールがいくつかありますが、それとは別に、毎回支援員から特に意識してもらいたい目標をお伝えしています。

この日の目標は「相手の意見を一旦受け止めてから自分の意見を主張する」

どういうことだろう?と思う方もいらっしゃるかもしれません。

仕事をしていく上でコミュニケーションが思うようにいかないことや、それが元で、人間関係が上手くいかなかったことはありませんか?

職場でのコミュニケーションを円滑に進めていくために重要なコミュニケーション方法を「アサーティブコミュニケーション」と言います。

アサーティブ(assertive)とは、自他ともに尊重することを指します。

アサーティブコミュニケーションでは、一方的に主張したいことを伝えるのではなく、相手の意見も大切にしながら適切な方法で表現をしていきます。

相手の意見を優先して自分の意見を遠慮してしまったり、逆に、相手の意見を否定して自分の意見だけを主張してしまったり。

実は、気付かない内にコミュニケーションが一方的になってしまっていることはよくあります。

 

相手の意見を尊重するためには、相手の意見に対するリアクションや言葉の選び方も重要になってきます。

この日のディスカッションでははじめに、

・まず相手の意見を受け止めることで相手の意見を尊重し、それから自分の意見を主張するという順番を意識すること。

・相手の意見には相槌などのリアクションを返すことを意識し、「○○けど」といった否定的な言葉を使わない。

・自分の意見を主張する際は「私はこう思うのですが、どうでしょうか」といった提案の形を取ること。

 

以上をアドバイスとしてお伝えし、話し合いスタート!

 

(アサーティブなコミュニケーションを意識して、和やかな空気で話し合いを行っています)

(久しぶりに司会に立候補した方を周りの利用者様がサポートしながら進める様子も見られました)

 

最後は各グループ出た結論と今日の話し合いについて振り返りを発表してもらいました。

Aグループは「砂漠に取り残されて1日目」

Bグループは「飛行機が墜落して遭難し、救助隊が向かっている。近くにはオアシスがある設定」

Cグループは「砂漠のど真ん中で遭難し、脱出しようとしているところ」など・・・

「砂漠に取り残された」ということ以外は情報がないため、各グループ前提条件をしっかり設定してから結論を定義していたのには驚きました😲 

また、どのグループもアサーティブなコミュニケーションを意識し、良い雰囲気で話し合いを進めることができていました。

 

ディスカッションでは「聞く姿勢」「話す姿勢」といったコミュニケーションの基本的なところから、

今回のアサーティブコミュニケーションのように、仕事で重要なコミュニケーション方法も学べる貴重なプログラムとなっています。

コミュニケーションが苦手な方も入りやすいプログラムとなっておりますので、ご興味がある方は是非見学や体験にいらして下さいね。

 


 

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